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Web会議で情報漏えいが起きたときの初動を、個人情報保護委員会とIPAの公的資料、Zoom・Google Workspace・Microsoft Teamsの公式情報から整理します [6][7]。各ツールの管理機能とサポート、料金の形もあわせて比べます。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、Zoom Workplace。Pro は個人使用や小規模チーム向けのプランで、1〜99ライセンスの範囲で使えます [4]
- 2〜10人の会社なら、Microsoft Teams。Teams Essentials は従業員1〜300人向けで、会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化と電話/Webサポートが付きます [3]
- 無料で始めたい人なら、Zoom Workplace。ベーシックは無料で、1回のミーティングは40分までです [4]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-23 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
料金は公式ページで確認
無料枠 ベーシックは無料(1回40分まで)
Business 以上でSSOやデータ損失防止 API が使える
料金は公式ページで確認
無料枠 14日間のお試し
DLP とクライアントサイド暗号化
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化
選び方
結論
1人で使う人
Zoom WorkplacePro は個人使用や小規模チーム向けのプランで、1〜99ライセンスの範囲で使えます [4]
2〜10人の会社
Microsoft TeamsTeams Essentials は従業員1〜300人向けで、会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化と電話/Webサポートが付きます [3]
無料で始めたい人
Zoom Workplaceベーシックは無料で、1回のミーティングは40分までです [4]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: Zoom と Teams の表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています [3][4]。Zoom は年間一括払いの契約で、月額は参考値です [4]。Teams も年払いの年間サブスクリプションです [3]。
- 漏えいを防ぐ・追う機能: 暗号化、SSO、データ損失防止(DLP)、データの保持と検索がどのプランにあるかを見ます [2][3][4][5]。
- サポートと相談先: 事故の最中に問い合わせられる窓口がプランごとに違います [2][3][4]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Zoom Workplace | あり | あり | あり | あり |
| Google Workspace | 要確認 | あり | あり | あり |
| Microsoft Teams | あり | 要確認 | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Zoom Workplace | Pro 税抜2,237円/ユーザー・月(税込2,460円)、Business 税抜2,896円/ユーザー・月(税込3,185円)[4] | ベーシックは無料(1回40分まで)[4] | Pro は1〜99ライセンス、Business は1〜250 [4] | Gmail・Outlook、Google・Microsoft のカレンダー [4] | Pro 以上でライブチャットサポート [4] | Business 以上でSSOやデータ損失防止 API が使える [4] | 年間一括払いの契約で、無料枠は1回40分まで [4] |
| Google Workspace | 料金は公式ページで確認してください [5] | 14日間のお試し [5] | Starter・Standard・Plus は最大300ユーザー [5] | Gmail・ドライブ・カレンダー・Chat [2] | 24時間365日でメール・チャット・電話に問い合わせ可 [2] | DLP とクライアントサイド暗号化 [2] | 300ユーザー超は Enterprise、Vault は Plus に含まれる [5] |
| Microsoft Teams | Teams Essentials 税抜599円/ユーザー・月(税込658円)、Business Basic 税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)[3] | 無料で試せる(条件は公式ページで確認)[3] | 従業員1〜300人 [3] | Teams 向けの統合ビジネスアプリ250種類以上 [3] | 電話/Webサポートをいつでも利用可能 [3] | 会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化 [3] | Essentials はストレージ10GB、ライブキャプションは英語のみ [3] |
各サービスの公式情報
Zoom Workplace
Pro 税抜2,237円/ユーザー・月(税込2,460円)、ベーシックは無料
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 個人で使う人や小さなチームで、1〜99ライセンスに収まる人 [4]
- 向かない人
- 無料のベーシックで、40分を超える会議を開きたい人 [4]
- 長所
- Business 以上でSSO、管理ドメイン、アーカイブとデータ損失防止 API が使える [4]
- 短所
- 支払いは年間一括の年額契約で、表示の月額は参考値です [4]
- 料金
- Pro 税抜2,237円/ユーザー・月(税込2,460円)[4]、ベーシックは無料 [4]
Zoom Workplaceの料金はいくら?
Pro 税抜2,237円/ユーザー・月(税込2,460円)[4]、ベーシックは無料 [4]。
Business には、情報バリアなどのポリシーやデバイス管理も含まれます [4]。Enterprise では、カスタマーマネージドキーと秘密度ラベルを使う高度なデータ保護が案内されています [4]。
Pro 以上ではレコーディングをローカルと10GBのクラウドに置けます [4]。管理画面での操作手順はこの記事の出典に載っていないため、公式ページで最新の手順を確認してください。
Google Workspace
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- Gmail・ドライブ・Meet をまとめて使い、DLP などの対策も同じ基盤で確認したい人 [2]
- 向かない人
- 301ユーザー以上の組織。Starter・Standard・Plus は最大300ユーザーまでです [5]
- 長所
- センシティブデータを特定・分類・保護するDLPと、クライアントサイド暗号化があります [2]
- 短所
- Vault と高度なエンドポイント管理は Plus のプランに含まれます [5]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [5]
Google Workspaceの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [5]。
Meet の参加人数は、Starter が100人まで、Standard が150人まで、Plus が500人までです [5]。録画とノイズキャンセリングを行える会議は Standard の説明に出てきます [5]。
Plus の Vault では、データの保持・アーカイブ・検索ができます [5]。セキュリティの案内ページには価格の記載がなく、営業担当や販売パートナーへの問い合わせが案内されています [2]。具体的な手順は公式ページで最新の情報を確認してください。
Microsoft Teams
Teams Essentials 税抜599円/ユーザー・月(税込658円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 従業員1〜300人の小規模企業で、会議・チャット・通話を1つで使いたい人 [3]
- 向かない人
- Essentials で英語以外のライブキャプションを使いたい人 [3]
- 長所
- 会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化と、電話/Webサポートがあります [3]
- 短所
- Essentials のクラウドストレージは1人あたり10GBです [3]
- 料金
- Teams Essentials 税抜599円/ユーザー・月(税込658円)[3]
Microsoft Teamsの料金はいくら?
Teams Essentials 税抜599円/ユーザー・月(税込658円)[3]。
Business Basic は Web とモバイル版のアプリが中心で、1人あたり1TBのクラウドストレージが付きます [3]。どちらも年間サブスクリプションで自動更新です [3]。
Microsoft Entra ID による高度なID管理は無料版が含まれると案内されています [3]。ログの確認や権限の変更といった操作は、公式ページで最新の手順を確認してください。
用語の定義
くわしく読む
漏えい等報告とは?
漏えい等報告とは、個人データの漏えい等が一定の要件に当たるときに、個人情報保護委員会などへ報告することが義務付けられている手続きです [6]
要配慮個人情報とは?
要配慮個人情報とは、人種、信条、社会的身分、犯罪の経歴などを含む情報で、漏えい等報告が必要になる要件のひとつに挙げられているものです [6]
関係する制度
くわしく読む
民間事業者は、次のいずれかに当たると漏えい等報告が義務付けられています。要配慮個人情報を含む個人データ、財産的被害が生じるおそれがある個人データ、不正の目的で行われたおそれがある行為によるもの、本人の数が1,000人を超えるものです [6]。
人数の例として、メールマガジンを本来はBCCで送るところCCで一括送信した場合が挙げられています [6]。
期限は、発覚したらまず速やかに報告することです。不正な目的で行われたおそれがある場合は、発覚日から60日以内です [6]。報告は専用の漏えい等報告フォームから行い、Wordの様式は社内共有用の参考で、報告には使いません [6]。権限委任をしている業種の事業者は、委任先の省庁に報告します [6]。
事実の整理には、IPAの安心相談窓口が相談前に整理する項目として挙げるものが使えます。端末の種類、OS、利用しているクラウドサービスの名称、時系列を含めた具体的な事象などです [7]。
IPAの安心相談窓口は国民向けで、企業・組織の方は別の相談窓口のページが案内されています [7]。法的解釈に関する相談は承っていないため、法的な判断は別に確認します [7]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・Zoom の Pro を1年使う場合: 計算式: 税込2,460円/月 × 12か月 = 税込29,520円(2026-10-23時点の料金から計算)
- 社員5人・Teams Essentials を1年使う場合: 計算式: 税込658円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込39,480円(2026-10-23時点の料金から計算)
- 社員5人・Zoom の Business を1年使う場合: 計算式: 税込3,185円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込191,100円(2026-10-23時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Google Workspace は料金を読み取れないため、計算例に入れていません。
よくある質問
Q. Web会議で情報漏えいが起きたとき、最初に何を確認すればよいですか?
漏えいした情報の種類と、本人の人数を整理します。要配慮個人情報、財産的被害のおそれ、不正の目的のおそれ、1,000人超のどれかに当たると報告が義務付けられます [6]。あわせて、使っていたサービス名と時系列も書き出しておきます [7]。
Q. 漏えい等報告の期限はいつまでですか?
発覚したら、まず速やかに報告します [6]。不正な目的で行われたおそれがある場合は、発覚日から60日以内です [6]。個別の事案の扱いは、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. Web会議の資料を誤送信した場合、報告は必要ですか?
情報の種類と本人の人数によります。本人が1,000人を超える漏えい等は報告の対象です [6]。法的な解釈の相談は、IPAの安心相談窓口では承っていません [7]。迷うときは個人情報保護委員会の公式ページで条件を確認してください [6]。
Q. IPAの安心相談窓口にはどう連絡できますか?
電話とメールで相談でき、電話の受付は10時00分から17時00分です。土日祝日と年末年始は除きます [7]。ただしこの窓口は国民向けで、企業・組織の方は別の相談窓口のページから相談します [7]。