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海外のメンバーや取引先とWeb会議をするときは、参加者の名前や顔、録画データなど、個人に関わる情報を扱う場面があります。この記事では、個人情報保護委員会のガイドラインから、外国にある第三者への個人データの提供の考え方を整理します。あわせて、Zoom・Google Meet・Microsoft Teams の公式情報を確認表にまとめました。法律の判断を示すものではないため、個別のケースは公式ページと専門家で確認してください。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、Zoom Workplace。ベーシックは無料で始められ、プロは個人使用や小規模チーム向けの位置づけです [4]
  • 2〜10人の会社なら、Microsoft Teams。小規模企業向けの Teams Essentials は、会議が最長30時間、参加者が最大300人で、電話/Webサポートも使えます [3]
  • 無料で始めたい人なら、Google Meet。Google アカウントがあれば、参加者100人まで・最長60分の会議なら料金がかかりません [2]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-21 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

Microsoft Teams

税込658円/月〜

無料期間 なし・要確認

会議は最長30時間・300人、グローバルダイヤルイン番号を無料アドオンで利用可

Microsoft Teamsの料金を公式で見る

Zoom Workplace

税込2,460円/月〜

無料枠 ベーシックは無料(1回40分、最大100人)

ビジネスにマルチリージョンストレージとメディアコントロール

Zoom Workplaceの料金を公式で見る

Google Meet

料金は公式ページで確認

無料枠 無料のMeetは参加者100人・最長60分、Workspaceは14日間無料

Starterから参加用電話番号、EnterpriseはEnterprise Data Regions

Google Meetの料金を公式で見る

選び方

あなたの状況は?1人で使う人Zoom Workplace2〜10人の会社Microsoft Teams無料で始めたい人Google Meet
記事の結論と同じ内容です

結論

2〜10人の会社

Microsoft Teams小規模企業向けの Teams Essentials は、会議が最長30時間、参加者が最大300人で、電話/Webサポートも使えます [3]

Microsoft Teamsの料金を公式で見る

無料で始めたい人

Google MeetGoogle アカウントがあれば、参加者100人まで・最長60分の会議なら料金がかかりません [2]

Google Meetの料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2データの置き場所と管理機能3録画・字幕と人数の条件下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [4][3][5]
  1. 料金の形: Zoom [4] と Teams [3] は税抜表示で、年払いを前提にした月額です。表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています。Google Workspace は税込か税抜かが出典から読み取れないため、金額を載せていません [5]。
  2. データの置き場所と管理機能: 海外メンバーが加わると、保管地域や管理機能が気になります。Zoom はビジネスにマルチリージョンストレージとメディアコントロールがあり [4]、Google は Enterprise に Enterprise Data Regions があります [5]。Teams は会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化が含まれます [3]。
  3. 録画・字幕と人数の条件: 録画の可否、字幕の言語、参加人数の上限はプランで変わります [3][4][5]。海外メンバーの言語と会議の規模に合うかを見ます。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)Zoom Workplace プロ税込2,460円/月Zoom Workplace ビジネス税込3,185円/月Microsoft Teams Teams Essentials(年払い)税込658円/月Microsoft Teams Microsoft 365 Business Basic(年払い)税込1,153円/月Google Meet料金は公式ページで確認
出典 [4][5][3]・料金は 2026-10-21 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
Zoom Workplaceありありありあり
Google Meet要確認ありありあり
Microsoft Teamsあり要確認ありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [4][5][2][3]・料金は 2026-10-21 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-21 時点

比較表(料金は 2026-10-21 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
Zoom Workplace プロ 税抜2,237円/月(税込2,460円)[4]、ビジネス 税抜2,896円/月(税込3,185円)[4] ベーシックは無料(1回40分、最大100人)[4] プロは1〜99ユーザー、ビジネスは1〜250ユーザー [4] Gmail・Outlookの接続、Google・Microsoftカレンダーの同期 [4] プロ以降にライブチャットサポート [4] ビジネスにマルチリージョンストレージとメディアコントロール [4] 無料のベーシックは1回40分まで。ライブ翻訳は別料金のアドオン [4]
Google Meet 公式ページで確認 [5] 無料のMeetは参加者100人・最長60分 [2]、Workspaceは14日間無料 [5] Starter〜Plusは最大300ユーザー、Enterpriseは上限なし [5] ドキュメント・スプレッドシート・スライドから会議に参加 [2]、Officeファイルとの相互運用 [5] 標準サポート、Enterpriseはエンハンスト サポート [5] Starterから参加用電話番号、EnterpriseはEnterprise Data Regions [5] Starterは録画に未対応で、Gemini in Meetも未対応 [5]
Microsoft Teams Teams Essentials(年払い)税抜599円/月(税込658円)[3]、Microsoft 365 Business Basic(年払い)税抜1,049円/月(税込1,153円)[3] 無料で試す選択肢あり(期間は公式ページで確認)[3] 従業員1〜300人 [3] 250種類以上のTeams向け統合ビジネスアプリ [3] 電話/Webサポートをいつでも利用可能 [3] 会議は最長30時間・300人、グローバルダイヤルイン番号を無料アドオンで利用可 [3] Essentialsのライブキャプションは英語のみ。クラウドは1人10GB [3]

各サービスの公式情報

Zoom Workplace

プロ 税抜2,237円/月(税込2,460円)、ビジネス 税抜2,896円/月(税込3,185円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-21 時点

向いている人
無料のベーシックから始め、必要に応じて個人・小規模チーム向けのプロに上げたい人 [4]
向かない人
無料のベーシックで1回40分を超える会議を開きたい人 [4]
長所
プロは1回30時間、参加者100名、10GBのクラウドストレージ。ビジネスはマルチリージョンストレージとメディアコントロールを備えます [4]
短所
ライブ翻訳は別料金のアドオンで、有料の基本プランが前提です [4]
料金
プロ 税抜2,237円/月(税込2,460円)[4]、ビジネス 税抜2,896円/月(税込3,185円)[4]

Zoom Workplaceの料金はいくら?

プロ 税抜2,237円/月(税込2,460円)[4]、ビジネス 税抜2,896円/月(税込3,185円)[4]。

プロとビジネスは一年分を一括で支払う年間契約です。表示の月額は年間総額を12で割った参考値で、月ごとに請求されるわけではありません [4]。ライブ翻訳アドオンは税抜790円/月(税込869円)で、月払いです [4]。

製品ページには、多言語字幕と翻訳の機能があり、海外メンバーとの会議に使えることが示されています [1]。Zoom AI Companion は対象の有料プランで使えますが、地域や業種によっては使えない場合があります [1]。AI機能の個人情報の扱いは、公式ページで最新の情報を確認してください。

Zoom Workplaceの料金を公式で見る

Google Meet

税込・税抜の別が出典から読み取れないため、公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-21 時点

向いている人
Google アカウントがあり、無料の範囲から会議を始めたい人 [2]
向かない人
Starter で会議の録画を使いたい人 [5]
長所
ビデオと音声のストリームはすべて暗号化されます。Starter から参加用電話番号を使えます [2][5]
短所
無料のMeetは最長60分、参加者100人までです [2]
料金
税込・税抜の別が出典から読み取れないため、公式ページで確認してください [5]

Google Meetの料金はいくら?

税込・税抜の別が出典から読み取れないため、公式ページで確認してください [5]。

Meet の映像と音声のストリームはすべて暗号化されます [2]。無料のMeetでは、参加者は Google アカウントでログインするか、主催者の承認で入ります。Workspace なら、Google アカウントを持たない相手も招待できます [2]。

録画は Standard 以上のプランで使えます [5]。Starter の割引は新規のお客様向けで、期間が決まっています [5]。海外からの参加用電話番号や録画などが必要な場合は、組織向けプランの内容を確認してください [2]。

Google Meetの料金を公式で見る

Microsoft Teams

Teams Essentials(年払い)税抜599円/月(税込658円)、Microsoft 365 Business Basic(年払い)税抜1,049円/月(税込1,153円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-21 時点

向いている人
従業員1〜300人の規模で、電話/Webサポートつきの会議ツールを探している人 [3]
向かない人
Essentials で英語以外のライブキャプションを使いたい人 [3]
長所
会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化が含まれ、電話/Webサポートをいつでも使えます [3]
短所
Essentials のクラウドストレージは1人10GBで、会議の参加者は最大300人です [3]
料金
Teams Essentials(年払い)税抜599円/月(税込658円)[3]、Microsoft 365 Business Basic(年払い)税抜1,049円/月(税込1,153円)[3]

Microsoft Teamsの料金はいくら?

Teams Essentials(年払い)税抜599円/月(税込658円)[3]、Microsoft 365 Business Basic(年払い)税抜1,049円/月(税込1,153円)[3]。

Teams Essentials と Business Basic は、自動更新の年間サブスクリプションです。表示の金額には消費税が含まれません [3]。無料で試せますが、試用の期間と条件は公式ページで確認してください [3]。

ライブキャプションは、Essentials では英語のみ、Business Basic では30以上の言語です [3]。Teams 電話会議に参加するときのグローバルダイヤルイン番号は、無料のアドオンとして使えます [3]。

Microsoft Teamsの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

外国にある第三者とは?

外国にある第三者とは、個人データを提供する個人情報取扱事業者と本人以外の者のうち、外国にあるものを指し、外国政府なども含まれるものです [6]

相当措置とは?

相当措置とは、個人情報取扱事業者が講ずべきこととされている措置に相当する、外国にある第三者が継続的に講ずる措置のことです [6]

APEC CBPRシステムとは?

APEC CBPRシステムとは、事業者のAPECプライバシーフレームワークへの適合性を国際的に認証する制度です [6]

関係する制度

くわしく読む

個人データを外国にある第三者へ提供する場合は、あらかじめ「外国にある第三者への提供を認める旨の本人の同意」を得る必要があります [6]。ただし、提供先が規則で定める国にある場合、相当措置の体制基準に適合している場合、法令に基づく場合などは除かれます [6]。

同意が不要となる国は、EUと英国が該当します [6]。対象の国を定めた告示の最終改正は2023年4月18日です [7]。海外メンバーの所在国が当たるかは、公式ページで最新の情報を確認してください。

提供先が相当措置を継続的に講ずる体制を整えていれば、外国にある第三者への提供を認める同意は求められません [6]。体制の基準は規則第16条にあり、外国の事業者への委託なら契約・確認書・覚書、同一企業グループ内なら内規やプライバシーポリシーなどが例です [6]。

提供先が国際的な枠組みに基づく認定を受けている場合も、基準の一つです [6]。体制の整備に、個人情報保護委員会への事前の届出は要りません [6]。ただし、法第27条の定める提供方法は別に必要です [6]。

この体制を根拠に提供した場合は、相当措置が続くよう必要な措置を講じ、本人の求めに応じてその措置の情報を伝える必要があります [6]。

同意を取るときは、本人へ法第28条第2項に基づく情報提供をしなければなりません [6]。何を伝えるかはガイドラインの5に示されています [6]。同意は、本人の承諾する意思表示を事業者が認識することで、合理的かつ適切な方法で得ます [6]。

未成年者などが判断できない場合は、親権者や法定代理人等から同意を得る必要があります [6]。

外国にある第三者かどうかは、別の法人格を持つかで判断します [6]。日本企業が外国の現地子会社に提供する場合は該当し、同一法人格内の支店や事業所への移動は該当しません [6]。日本国内で個人情報データベース等を事業の用に供している外国法人は、該当しません [6]。

Web会議の録画や参加者情報が「個人データの提供」に当たるか、録画に海外参加者の同意が要るかは、出典の本文から読み取れません。公式ページで最新の情報を確認し、個人情報保護法相談ダイヤル(03-6457-9849)も利用できます [7]。

ガイドラインは平成28年11月に定められ、令和7年12月に一部改正されています [6]。法律には令和8年10月1日施行版の新旧対照表があります [7]。中小企業向けに、自己点検チェックリスト、個人データ取扱要領(例)、委託先管理に関する着眼点も用意されています [7]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

1人・Zoom Workplace プロを1年使う場合税込29,520円社員5人・Zoom Workplace プロを1年使う場合税込147,600円社員5人・Teams Essentials を1年使う場合税込39,480円
出典 なし・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-21 時点
計算式と前提を見る
  • 1人・Zoom Workplace プロを1年使う場合: 計算式: 税込2,460円/月 × 12か月 = 税込29,520円(2026-10-21時点の料金から計算)
  • 社員5人・Zoom Workplace プロを1年使う場合: 計算式: 税込2,460円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込147,600円(2026-10-21時点の料金から計算)
  • 社員5人・Teams Essentials を1年使う場合: 計算式: 税込658円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込39,480円(2026-10-21時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Google Meet は金額が読み取れないため、計算例に使っていません。

よくある質問

Q. 海外メンバーとの会議では、本人の同意は常に必要ですか?

個人データを外国にある第三者へ提供する場合は、原則としてあらかじめ本人の同意が必要です [6]。提供先が規則で定める国にある場合や、相当措置の体制基準に適合している場合、法令に基づく場合などは例外です [6]。会議への参加そのものが提供に当たるかは出典から読み取れないため、公式ページで確認してください。

Q. 海外の子会社や同じ会社の海外拠点は「外国にある第三者」ですか?

別の法人格を持つ現地子会社は、「外国にある第三者」に該当します [6]。同一法人格内の事業所や支店への移動は該当しません [6]。海外メンバーがどちらに当たるかで、扱いが変わる点がガイドラインの考え方です [6]。

Q. 会議の録画を海外参加者に共有するとき、同意は必要ですか?

録画に同意が要るかは、出典の本文から読み取れないため、公式ページで最新の情報を確認してください。録画機能は、Zoom ではベーシックがローカル、プロ以上がローカルと10GBのクラウドです [4]。Google Meet は Standard 以上で録画でき [5]、Teams Essentials は会議のレコーディングと文字起こしが使えます [3]。

Q. 海外メンバー向けの字幕や翻訳は使えますか?

Zoom には多言語字幕と翻訳の機能があり [1]、ライブ翻訳は有料アドオンです [4]。Google は Gemini in Meet の翻訳が Starter では未対応です [5]。Teams のライブキャプションは、Essentials では英語のみ、Business Basic では30以上の言語です [3]。