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オンライン商談のツールを選ぶときは、機能や料金に加えて、公的機関が示すセキュリティの指針に照らして確認する方法があります。この記事では、総務省とIPAの資料を手がかりに、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams を公式情報の範囲で整理します。在宅や小さな事務所から商談をする人が、自分の条件に合うものを絞り込めるようにまとめました。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、Zoom。ベーシックは無料で、個人使用や小規模チーム向けのProプランは1回のミーティングを30時間まで続けられます [4]
- 2〜10人の会社なら、Microsoft Teams。Teams Essentials は従業員1〜300人向けで、会議、チャット、通話、ファイルのデータ暗号化が含まれます [3]
- 無料で始めたい人なら、Google Meet。Googleアカウントがあれば、参加者100人まで、最長60分までの会議を無料で開けます [2]
ひと目で比較
Zoom
Pro 税込2,460円/月
無料枠 ベーシックは無料(1回40分、100人まで)
向いている人個人で無料から試したい人や、小規模チームで使う人
- Businessで SSO、管理ドメイン、デバイス管理
- Proは1回30時間まで、AIの要約や無制限のAIノート作成が使えます
- Microsoft、Google、Salesforce などのアプリ
Google Meet
料金は公式ページで確認
無料枠 Googleアカウントで100人まで、最長60分まで無料
向いている人無料の範囲で、100人までの短めの会議を開きたい人
- ビデオと音声のストリームはすべて暗号化
- ビデオと音声のストリームがすべて暗号化されます
- ドキュメント、スプレッドシート、スライドから会議に参加
Microsoft Teams
Teams Essentials 税込658円/月
向いている人従業員300人までの会社で、会議とチャットを1つにまとめたい人
- 会議、チャット、通話、ファイルのデータ暗号化
- 会議は最長30時間、参加者は最大300人まで、データは暗号化されます
- 250種類以上の Teams 向け統合ビジネスアプリ
税込。公式の税抜表示は×1.1で換算(料金は 2026-10-15 時点)。順位ではありません(並びは比較表と同じ)。
選び方
結論
1人で使う人
Zoomベーシックは無料で、個人使用や小規模チーム向けのProプランは1回のミーティングを30時間まで続けられます [4]
2〜10人の会社
Microsoft TeamsTeams Essentials は従業員1〜300人向けで、会議、チャット、通話、ファイルのデータ暗号化が含まれます [3]
無料で始めたい人
Google MeetGoogleアカウントがあれば、参加者100人まで、最長60分までの会議を無料で開けます [2]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: Zoom と Teams は年払いを前提にした料金表示で、金額は税抜です。この記事では税込に直して載せています [4][3]。Google Meet は料金を公式ページで確認してください [2]。
- 会議の守り方: データや通信の暗号化、SSO などの管理機能がどのプランに含まれるかを見ます。無料枠や下位プランでは使えない機能もあります [2][3][4]。
- 公的資料との照らし合わせ: 総務省のテレワークセキュリティ資料に、そのサービスの設定解説資料があるかを確認します [5]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Zoom | あり | あり | あり | あり |
| Google Meet | 要確認 | あり | あり | あり |
| Microsoft Teams | あり | 要確認 | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Zoom | Pro 税抜2,237円/月(税込2,460円)、Business 税抜2,895円/月(税込3,184円)[4] | ベーシックは無料(1回40分、100人まで)[4] | Pro 1〜99名、Business 1〜250名 [4] | Microsoft、Google、Salesforce などのアプリ [1] | Proからライブチャットサポート [4] | Businessで SSO、管理ドメイン、デバイス管理 [4] | 無料のベーシックは1回40分まで。SSO などはBusinessから [4] |
| Google Meet | 公式ページで確認 | Googleアカウントで100人まで、最長60分まで無料 [2] | 公式ページで確認 | ドキュメント、スプレッドシート、スライドから会議に参加 [2] | ヘルプセンターあり [2] | ビデオと音声のストリームはすべて暗号化 [2] | 録画、文字起こし、最長24時間の通話は特定プラン限定 [2] |
| Microsoft Teams | Teams Essentials 税抜599円/月(税込658円)、Microsoft 365 Business Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)[3] | 無料で試せる(条件は公式ページで確認)[3] | 従業員1〜300人 [3] | 250種類以上の Teams 向け統合ビジネスアプリ [3] | 電話・Webサポートをいつでも利用可能 [3] | 会議、チャット、通話、ファイルのデータ暗号化 [3] | Teams Essentials のライブキャプションは英語のみ [3] |
各サービスの公式情報
Zoom
Pro 税抜2,237円/月(税込2,460円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 個人で無料から試したい人や、小規模チームで使う人 [4]
- 向かない人
- 無料のベーシックのまま、1回40分を超える会議を開きたい人 [4]
- 長所
- Proは1回30時間まで、AIの要約や無制限のAIノート作成が使えます [4]
- 短所
- SSO や管理ドメイン、デバイス管理はBusinessプランの内容です [4]
- 料金
- Pro 税抜2,237円/月(税込2,460円)[4]
Zoomの料金はいくら?
Pro 税抜2,237円/月(税込2,460円)[4]。
料金は年額を一括で前払いする契約が前提で、表示の月額は年額を12で割った比較用の参考値です。実際に月ごとに請求されるわけではありません [4]。独自の暗号化鍵でデータを守るカスタマーマネージドキーはアドオンで、料金は営業担当への問い合わせです [4]。
総務省のテレワークセキュリティのページには、Zoom の設定解説資料と、IPAの「Zoomの脆弱性対策について」へのリンクが並んでいます [5]。
Google Meet
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 無料の範囲で、100人までの短めの会議を開きたい人 [2]
- 向かない人
- 無料のまま60分を超える会議を開きたい人(モバイルと1対1の通話は時間制限なし)[2]
- 長所
- ビデオと音声のストリームがすべて暗号化されます [2]
- 短所
- 録音、文字起こし、最長24時間の通話は、特定のプランに登録した場合の機能です [2]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [2]
Google Meetの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [2]。
出典のページには料金の金額が載っていないため、費用の比較には使えません。有料の機能は、Google Workspace や Google One の特定のプランで使えます [2]。
総務省のページには Google Meet の設定解説資料があります [5]。
Microsoft Teams
Teams Essentials 税抜599円/月(税込658円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 従業員300人までの会社で、会議とチャットを1つにまとめたい人 [3]
- 向かない人
- Teams Essentials で、英語以外のライブキャプションを使いたい人 [3]
- 長所
- 会議は最長30時間、参加者は最大300人まで、データは暗号化されます [3]
- 短所
- 年間サブスクリプションで自動更新される契約です [3]
- 料金
- Teams Essentials 税抜599円/月(税込658円)[3]
Microsoft Teamsの料金はいくら?
Teams Essentials 税抜599円/月(税込658円)[3]。
表示価格は年払いのユーザー月額相当で、消費税は含まれていません [3]。無料版から有料プランに上げる場合は、組織内のすべてのユーザーをアップグレードする必要があります [3]。
総務省のページには、Microsoft Teams Meeting と Microsoft Teams chat の設定解説資料があります [5]。
用語の定義
くわしく読む
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業自らが、IPAの中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインに示された対策に取り組むことを自己宣言する制度です [6]
テレワークセキュリティガイドラインとは?
テレワークセキュリティガイドラインとは、企業等が安心してテレワークを導入・活用できるように、セキュリティ上の考え方と対策をまとめて総務省が公表している指針です [5]
情報セキュリティ6か条とは?
情報セキュリティ6か条とは、はじめに取り組んでほしい情報セキュリティ5か条に「バックアップを取ろう!」を加えたものです [6]
関係する制度
くわしく読む
総務省は、企業等がテレワークを実施する際のセキュリティ上の不安を払拭するため、「テレワークセキュリティガイドライン」を公表しています [5]。最新は第5版(令和3年5月)です [5]。設定解説資料には、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams Meeting などが含まれます [5]。この資料は特定の製品の利用を促したり避けるよう勧めたりするものではありません [5]。
同じページには、IPAの「Web会議サービスを使用する際のセキュリティ上の注意事項」へのリンクもあります [5]。
IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」は、個人事業主や小規模事業者を含む中小企業の利用を想定しています [6]。第4.0版は2026年3月27日に公開され、最終更新日は2026年9月30日です [6]。クラウドサービスの安全な利用については、付録7「中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き」があります [6]。
個人情報保護委員会のサイトには、個人情報保護法の法令・ガイドラインや、漏えい等が起きた際の対応をまとめた資料が掲載されています [7]。最新の内容は公式ページで確認してください [7]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・Zoom Pro(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込2,460円/月 × 12か月 = 税込29,520円(2026-10-15時点の料金から計算)
- 社員5人・Zoom Proを1年使う場合: 計算式: 税込2,460円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込147,600円(2026-10-15時点の料金から計算)
- 社員5人・Teams Essentialsを1年使う場合: 計算式: 税込658円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込39,480円(2026-10-15時点の料金から計算)
- 社員5人・Microsoft 365 Business Basicを1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込69,180円(2026-10-15時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. 小さな事務所は、どの公的資料を見てツールを選べばよいですか?
総務省の「テレワークセキュリティガイドライン」と、IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」が手がかりになります [5][6]。IPAのガイドラインは、個人事業主や小規模事業者も対象に想定しています [6]。総務省の設定解説資料には、主なWeb会議サービスの設定資料があります [5]。
Q. 無料で使える範囲には、どんな制限がありますか?
Zoom のベーシックは、1回のミーティングが40分まで、参加者は100人までです [4]。Google Meet は、Googleアカウントで参加者100人まで、最長60分までの会議を無料で開けます [2]。Google Meet は、モバイルと1対1の通話に時間制限がありません [2]。
Q. Teams を有料にするとき、一部のユーザーだけ無料のままにできますか?
できません。組織内のすべてのユーザーをアップグレードする必要があります [3]。アップグレードした後は、同じメールアドレスで無料版に戻すこともできません [3]。
Q. 総務省の設定解説資料は、特定のサービスを勧めているのですか?
勧めていません。特定の製品の利用を促したり避けるよう勧めたりするものではないと明記されています [5]。また、記載内容の正確性などを保証するものでもないとされています [5]。実際の設定は、各社の公式ページで最新の手順を確認してください。
Q. 個人情報の漏えい等が起きたときの資料はありますか?
個人情報保護委員会のサイトに、漏えい等が発生した際の対応と関連資料をまとめたページがあります [7]。対応の詳細は、公式ページで最新の情報を確認してください。